i love loop / tanchou
  ※ジャケット画像は 和音 さんに描いていただきました。
i love loop / 単調
01
i love loop / 単調 (feat. 初音ミク)
06:33
 

i love loop / Tanchou アイ ラブ ループ タンチョウ feat. Hatsune Miku

    原曲:【ニコニコ動画】巡音ルカオリジナル I Love Loop
この曲は...
今まで製作したきた中でもっとも“平均”らしい音楽だと思っています。楽曲から作りはじた曲で、テーマも歌詞もなくとにかく聴き流せるような音楽を作りたいな...と思って。

    歌い始めのフレーズが1区切り出来上がったところで、作業中断。AVの中の“ツボ”にハマったのだと思う。作業を進めようと思っても「もう1周・・・もう1周・・・」とにかくループしていて、その雰囲気から「LOOP」が出来上がりました。サビの部分や、盛り上がるところは特にない曲です。いくつか作ってみたのですが、合わないのです。このLOOPに。AVで何回も繰り返し聴きたいなっていう雰囲気を出すには、必要ないと思って“盛り上げ”を作らずにしたこと。それと、歌の節目をずらしたこと。繰り返しフレーズの区切れをいつもは、2回繰り返したりしているのですが、それを始めの歌いだしは3回。2回目は2回。3回目は3回。4回目は2回。聴いていると、ここで、もう1回・・・と思うところをイントロにすることで、リピートしてる感覚に感じたので。


もともとニコニコ動画でも試してみたいと思った曲でもありました。ニコニコ動画のプレーヤーでリピートをした時に、「あれ?いつリピート?」っと思うようにファイルを書き出したのですが、少しだけつなぎ目が・・・。聴く環境によってリピートする時にタイミングとか違うと思うので、イントロの部分と終わりの部分を追加して1曲としてまとめてみました
ミクの声の調整...
今までにないくらい時間を費やした曲です。正確ではないけれど72時間くらい。日記にも呟きにもその経過の愚痴をこぼしたり。途中でやめようなんて何度も思ったり。けれど「試してみたい」事をこの曲じゃないと試せない事だったので...。

    普通に聴いている分だと、「何が違うの?」って思うかも知れない。けれどその、“ほんの違い”がAVは好きだったり。エフェクターのコーラスで声を揺らしてはいますけど使っている掛け率は本当に2~4%。効果があるか無いか。初音ミクの声を重ねているのは5人分。それをABCDEFの歌う場所に区切っています。そして部分的に加工する場所を7本ちょっと。それを加工工程がどんどん増えて最後は5段階。1本1本みんな聴きながら調整。この作業には肩は痛いし、頭痛はするし、目は痛いし、もうひどいひどい。でも完成したときは達成感が得られて自己満足モノですよ。
ミクの声の調整...(2)
加工工程は

1:普通にボーカロイドソフトで打ち込んでwaveに書き出し。
2:書き出したwaveファイルを音量調整。
3:そのファイルをピッチ補正にかける。
┗:声質の調整。(単独)
4:補正した後の発音部分の音量調整。
5:すべての調整した音声ファイルを重ねて発音部分の音量調整。
┗:声質の調整(全体)

    どうしても同じ値で入力しているのに声が大きく聴こえる場所と聴こえない場所が出てくる。そして発音がおかしいところは部分的に発音させてピッチ補正で直し、貼り付けていく。それらをまとめたものを独立ファイルに書き出し、それをまた加工。この作業は通してしないとバラツキが出てくる。だから何度もやり直しが多かったり。
曲全体の...
バランスはAVの好きなメキメキサウンドではなく抑え気味な調整に挑戦してみました。原曲よりも音を足したり抜いたり。ベースの音はかなり選びました。いつもは使わない音源を使ってみたのですが、加工をしていくと結果的には似たような音になる。
ブログとかにも書いているけど、AVは音源そのものをそのまま使ったりしなくなって来ている。本当は音源をそのまま使う方がきっと“綺麗な音”なのかも知れない。そりゃープロのプロの達人のエンジニアさんが作り出している音なのだから。けれどAVの中にHITしないのは隠せない。だからほとんどイコライザーを使いコンプレッサーを使い、加工した音を重ね、それをまとめて、エフェクト加工したり。

    歌詞の内容も原曲と比べて1っ箇所だけ変更しました。この「i love loop / 単調」に続く?もう1つの「I LOVE LOOP」があったり。でもそれはもう少し後かな。今はこの歌の調整をもっと時間のかからないようなやり方を覚えてから製作したい。(09/22)
最後に...
この声質はAV的にはとても気に入っています。けれど聴く人によっては他のボーカロイドと何が違うの?って思うかもしれない。
けれど「いい声だ」っと感じてくれる人がいるのなら最高に嬉しい。そして何より今回のボーカロイドの声の調整の作業をする中で学べたことも多かったり。


これからも、もっともっと学んでもっともっと、納得のゆく音楽を作って行きたいと思います。 + avtechno! -

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